2017年09月12日

その場しのぎにマインドフルネス

強迫観念から意識を遠ざけるためにマインドフルネスを使ってみる。特に難しい事をするわけではない。不安や心配事などのネガティヴ思考に苛まれた時には、その瞬間瞬間の感覚に意識を向けてみる。自身の呼吸、足の裏の感覚、風の心地良さ、聞こえてくる虫の声。1〜2分でいい。何でもいい。別の何かに集中する事で「強迫の世界だけじゃないんだ」と分かればいい。幾らか緊張がほぐれる。

とらわれの中にある時は、ついつい「これしかない」「こうするしかない」という思考に陥りがちになる。本当はそうじゃないと分かっていても逃れられない。特に確認強迫があると、対象に視線が釘付けになってしまって心も体も頭も硬直して動けなくなる時がある。そんな時は今までも意識的に視線を逸らしてみる試みをしていた。今はもう少し踏み込んで意識も他所へ移してみる。ギュッと握り締めたその手を放すんだ。例え怖くてもね。「崖から落ちる」なんて妄想さ。

マインドフルネスや瞑想で強迫性障害が治るとは思っていない。しかし前々から書いているように、この病には「その場しのぎ」や「付け焼き刃」も必要だ。強迫観念がグッと強くなる、言わば初期衝動の段階で意識を別の方向に向けられれば予後は随分と楽になる。逆にそこでガッチリ足を掴まれると後が大変だ。全ての場面で有効な対処法があれば良いのだが、残念ながら万能薬は今のところ無いようだ。「あるがまま」にも限度がある。より実践的な手法としてマインドフルネスなどの活用がされれば良いと思う。何であれ不安のピークをやり過ごせたら君の勝ちだ。所詮、強迫観念など実体のない亡霊みたいなもんだからさ。

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posted by YU320R at 08:29| Comment(0) | Diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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